見どころ:3月に王座決定戦に出場予定だった谷口が、相手を変更してタイトルに挑む。昨年9月の挑戦者決定戦では、石澤開(M・T)と壮絶な打撃戦の末、王座挑戦権を獲得した。持ち前のテクニックに手数とタフネスも兼ね備え一回り成長した感がある。一方、これがタイトル初挑戦の佐宗は、8月の試合で序盤にダウンを奪われる苦しいスタートを切ったが、後半に猛追し引き分けに持ち込んだ。勝てばベルトと世界ランキングが手に入るため、並々ならぬ闘志で向かうだろう。約5年4ヶ月ぶりのサウスポーとの対戦でどのような対策を練ってくるのか?

見どころ:今年1月に行われた王座決定戦のダイレクトリターンマッチ。今年1月の対戦では、最後までお互いに一歩も引かない打ち合いの末、三者三様の引き分けとなった。手の内がわかった上でどのような作戦を用意してくるのか?どちらも試合巧者なだけに今回も最後までもつれることが予想される。その上でどれだけジャッジに優勢をアピールできるのかが勝敗の分かれ目となりそうだ。

千本棄権 中止

見どころ:葉月は昨年9月に廣本江瑠香(広島三栄)に競り勝ち王座を獲得。これが初防衛戦となる。闘志あふれるファイトスタイルが売りで距離を詰めての右ストレートとボディ攻撃を得意としている。挑戦者の前日本女子ミニマム級王者の千本は、アマチュア仕込みのテクニックとスピードが武器で、左を軸にテンポの良い攻撃を得意としている。ボディを叩き打ち合いに持ち込みたい葉月に対して、千本は素早い動きで勝負したいところだ。