見どころ:6戦全勝(5KO)の宇津木はここまで順調にキャリアを重ねている。ジャブからワンツー、左ボディを打ち込む正統派スタイルで強さを見せている。一方の酒井はこれが2度目の日本ランカー挑戦。思い切りのよい左右フックが武器の好戦的なタイプだ。移籍初戦でランキング奪取に闘志を燃やす。打ち合いに持ち込みたい酒井に対し、宇津木は真っ向から応じるのか?

見どころ:アマ46戦30勝16敗の成績を残し、3戦目のリングに上がるサウスポー中井は、ジャブから組み立てる基本に忠実なスタイルで、距離感が優れている。デビュー戦は不用意な一発をもらい2度のダウンを喫したが、それ以外はペースを握っていて最終ラウンドはダウン寸前まで追い込んだ。結果は引き分けだったが、大きなキャリアになったことだろう。内藤は前戦、タフな韓国人ファイターを相手に上下に打ち分け完勝した。B級は卒業しているが着実にキャリアを積んでいる。サウスポー同士の激しいペース争いが見ものだ。