※竹迫司登(ワールドS)が左肩の負傷を理由に棄権。

見どころ:今年1月にOPBF王座を吸収し2冠王者に就いた竹迫が日本王座4度目の防衛戦に臨む。王者の細川チャーリー忍(金子)に挑戦した竹迫は、序盤からペースを握りテクニックと豊富なスタミナで大差判定勝ち。ミドル級アジアナンバーワンの地位を確立させた。5戦目でタイトルに初挑戦する国本は、昨年4月に後楽園ホールでランキング奪取に成功した。記者会見で「胸を借りるつもりで頑張る」と必勝を誓った。両者とも強烈なパンチ力を持つだけに中盤以降でのKO決着が濃厚だ。

見どころ:WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級王者井上の無冠戦。2019年1月に世界戦を経験し、スーパーウェルター級国内ナンバーワンの実力者である井上は、今年1月のタイトル戦で持ち前の接近戦ではなく、中間距離からの多彩なコンビネーションで中国の新鋭を圧倒。攻守の引き出しを増やし進化した姿を見せた。2018年全日本新人王のナァツは鋭い踏み込みからの左ボディと右クロスを打ち込む右ファイター。前戦は見事なKO勝ちで月間新鋭賞を受賞した。初8回戦で世界ランカーに挑むが、臆することなく果敢に攻めていきたい。

見どころ:デビューから5戦全勝(5KO)のホープ高橋と拳を交える清田は、これが約11年3ヶ月ぶりのリング。清田も勝った試合はすべてKO勝ちだ。高橋がKO記録を伸ばすのか?それとも清田が日本ランカーに噛みつくのか?