注目:日本人挑戦者を次々と撃破し防衛ロードを歩んでいる三代の4度目の防衛戦。相手は元日本ユース同級王者の木村。三代は、フィジカルの強さと抜群の距離感を武器に安定感のある戦いを見せる。7月の試合では、パンチの的確さも上がりまさに今が伸び盛りだ。木村は、昨年4月にWBOアジアパシフィック王座に挑戦するも敗退。しかし、7月に三瓶数馬に5回TKO勝ちしユーズ王座を獲得した。被弾は多いものの、気持ちの強さとパンチ力には定評がある。同じペースで力を発揮することができる三代に対し、序盤の先制攻撃は必須と言える。

注目:今年10月にデビューした重岡が、2戦目でOPBF東洋太平洋王者のダンテと対戦するチャレンジマッチ。ダンテは今年3月に小浦翼(E&Jカシアス)が保持していたOPBF王座に挑戦し大番狂わせの12回TKO勝ちで王座を奪取。戦績は30戦16勝(8KO)10敗4分。黒星は多いがKO負けは一度もないタフネスが売りだ。重岡はスピードでかき回しペースを奪いたい。ノンタイトル戦だが重岡が勝てば世界ランキング入りも見えてくる重要な一戦だ。