注目:2度目の世界挑戦を目指す石田が挑戦者決定戦に出場。当初はメキシコで行われる予定だったが、メキシコのプロモータの都合で延期。その後、井岡一法会長が興行権を買い取り、大阪での開催となった。初来日のゴンサレスは27戦24勝(11KO)3敗のオーソドックススタイル。昨年は2月にIBF同級王者のジャルウィン・アンカハス(比)に挑戦して10回TKO負け。同年11月にWBA同級王者のカリド・ヤファイ(英)に挑戦し判定負けを喫した。しかし、ヤファイには善戦しており実力者であることは間違いない。手数の多いゴンサレスに対し石田は得意のジャブで突き放し距離をキープしたいところだ。

注目:西のホープ安達が日本王座挑戦権を有する12位以内を狙い、サウスポー安藤と拳を交える。安達は前戦、右アッパーで鮮やかなKO勝ちを飾り波に乗っている。2017年12月の全日本新人王決定戦以来となるサウスポー対策が見ものだ。安藤は、今年9月に豊嶋亮太(帝拳)に判定負けを喫しておりこれが再起戦。敵地でホープを撃破し再浮上を目指す。

注目:9月に王座に就いたユース王者白石の初防衛戦。9月の王座決定戦では、速い出入りからワンツーを軸に着実にポイントを加点し大差判定勝ちを収めた。挑戦者の鷲尾はユース王座2度目のアタックとなる。回転力を活かした連打で肉薄したい。鷲尾が乱打戦に持ち込むのか?それとも白石がテクニックで翻弄するのか?