注目:今年5月に初戴冠した阪下の初防衛戦。阪下と望月は16年12月にノンタイトル戦で対戦。この時は序盤から主導権を握った望月が最大7ポイント差をつけて勝利した。その後、阪下は引き分けを挟んで3連勝しベルトを獲得した。ここのところ目覚ましい成長を遂げる阪下がリベンジを果たすのか?それとも望月が返り討ちし王座奪取となるのか?中盤にかけて大きな山場が訪れそうだ。

注目:アオキは17年8月に現日本王者の井上浩樹(大橋)に敗れてからファイタースタイルに磨きをかけて3連勝と復調している。一方の永田は昨年10月に内藤律樹(E&Jカシアス)が保持するOPBF王座に挑戦。ダウンを奪う大健闘を見せたが惜敗した。一撃のパンチ力が魅力のアオキに対し、強気のファイトスタイルを身上とする永田も真っ向から打ち合いに応じることが予想される。どちらの馬力が上回るか!?

注目:日本人初のヘビー級王者を目指す藤本のノンタイトル戦。相手は1年前に拳を交えたカラレック。昨年から今年にかけてビッグマッチが決まりかけては消滅し、我慢の日々が続く藤本は、「気持ちが上がらないのでモチベーションの維持が本当に難しい。我慢です」と語っている。前回6ラウンドTKOで葬っている藤本には前回以上の内容が求められる。

注目:移籍初戦でランカー対決を制した長濱と今年4戦目となる木村の対戦。長濱は主戦場としているウェルター級から2.1kg下回る64.5kgでのリングとなる。一方、全国各地で強豪と拳を交えキャリアを重ねている木村の実力も見逃せない。好勝負が期待される隠れた好カード!