注目:元世界ライト級王者オマール・フィゲロア(米国)の弟、ブランドンの相手は2度の世界挑戦経験を持つカコーンとなった。今年4月にヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)を8回終了TKO勝利で下し、保持する同暫定タイトルを獲得。22歳の新鋭王者が全勝で初防衛に挑む。一方のカコーンは14年にアンセルモ・モレノ(パナマ)、ジェイミー・マクドネル(英国)への世界挑戦で敗退。今回が約5年ぶり、3度目の世界挑戦となった。フィゲロアは細身長身のサウスポーながら、長い腕を折り畳み積極的なインファイトを仕掛ける。カコーンはジワリとプレッシャーをかけ、ベテランならではの心理戦に持ち込みたい。