注目:地元の期待を背負う冨田は、スピードを活かした攻撃が身上で、的確な右が武器のアウトボクサー。昨年9月にOPBFミニマム級王座に挑んだが判定負け。今回は階級を上げての挑戦となる。今回の試合に向けて「若さと勢いを武器にして、必ずチャンピオンになります!」と意気込む。拳を交える山口は、"弾丸小僧"のニックネームを持つファイターで今年3月に2年4ヶ月ぶりに復帰すると日本ランキングに返り咲いた。2度の海外遠征も経験しており敵地での戦いも慣れている。山口がプレスをかけて冨田が迎え撃つ展開が予想される。両者とも勝てば初のタイトル獲得となる。

注目:地元で念願のタイトル獲得を目指す奥田と、キックボクシングから転向し3戦目の谷山が激突。奥田は長いリーチから繰り出されるジャブで距離を作り、ポイントをピックアップしていきたい。対する谷山はフィジカルの強さを活かし、積極的な攻撃で序盤からペースを握りたいところだ。

注目:両者とも同い年でサウスポー、これが2度目のユース王座参戦と共通点が多い。長身で好戦的なタイプの脇田と抜群のボディワークから的確なパンチを打ち込む石井。し烈なポイント争いが繰り広げられそうだ。