注目:昨年8月に岩佐亮佑(セレス)から王座を奪取した20戦全勝(14KO)のドヘニーに高橋がアタック! 同じサウスポーの岩佐に対し試合巧者ぶりを見せつけたドヘニーへの挑戦となるが、高橋も17年8月の敗戦以降は白星を重ね、このところの心技体の成長は著しい。特に17年12月にタイのバンコクで、IBFパンパシフィック・スーパーバンタム級王座を獲得後、昨年6月には同じバンコクで初防衛にも成功した勝負師。初の世界戦は準備期間が短く、また海外での挑戦と調整面での難しさは否めないが、勝負どころを知る高橋の本領が発揮されれば十分にチャンスはあるはずだ。

注目:月にアブナー・コット(プエルトリコ)との再起戦で3回KO勝利を飾ったリナレスが4階級制覇を目指してスーパーライト級に本格参戦する。カノは12年7月にホアン・ペレス(ベネズエラ)から同級暫定王座を獲得。昨年は2連敗を喫するも、今年9月に当時12戦12勝(5KO)無敗だったルスラン・マディフ(カザフスタン)を相手に5回負傷判定勝利で復活。リナレスとのサバイバル戦に臨む。