注目:9月8日「Superfly3」のメインを務める元フライ級統一王者のエストラーダは、WBC世界Sフライ級7位のオルクタを相手にSフライ級12回戦を行う。現在WBC同級1位につけるエストラーダは、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に挑み敗退。これが再起戦となる。対するオルクタは14年にオマール・ナルバエス(アルゼンチン)の持つWBO世界Sフライ級タイトルに挑戦し、2-0の判定で敗れた実績を持つ。メキシカン同士のサバイバル戦はWBC同級王座挑戦者決定戦となる。強打とテクニックを兼備した万能型のエストラーダに、ここ2戦をバンタム級で戦ったオルクタが体格の利を活かせるか?高いKO率を誇る両者の攻防に注目だ。

注目:井上尚弥(大橋)が返上したWBO世界Sフライ級王座決定戦。当初はニエテスの地元フィリピン・セブシティで行われる予定だったが、7月半ばに「Superfly3」に組み込まれることになった。4階級制覇を目指す同級1位のニエテスにとっては、豊富なキャリアで同級2位のパリクテをコントロールすることが出来るのかが勝利の鍵となる。世界初挑戦のパリクテは26戦24勝(20KO)2敗という戦績が示すパワーが武器。フィリピン人同士の世界王座決定戦はカリフォルニア州イングルウッドで行われる!

注目:世界3階級制覇王者の井岡一翔が4階級制覇に向けて再始動。二人三脚で歩んだトレーナーで父の一法会長から離れ、アメリカに新天地を求めた井岡は、2団体で世界3位につけるマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)との対戦となった。33歳のアローヨだが、17勝(14KO)とパワーが売りのボクサー。井岡にとっては階級を上げて臨む初戦ではかなりの強敵だが、類稀なディフェンス技術と攻撃のバリエーションを武器にどのような戦いを見せるのか。