世界戦でフィリピンの選手同士が対戦するのは93年ぶり。サウスポーのアンカハスは昨年12月にトップランク社とプロモート契約を結び、今年2月3日には米国テキサス州コーパスクリスティでV4戦を行い10回TKO勝ちを収めた。ダメージもケガもないことから2ヵ月の短期間で次戦に臨むことになった。31戦29勝(20KO)1敗1分。このところ16連勝(15KO)と勢いがある。対するスルタンは昨年9月に元王者ジョンリエル・カシメロ(比)との決定戦を制して大舞台に上がる権利を得た。17戦14勝(9KO)3敗。フィリピンの選手同士が世界戦で拳を交えるのは1925年5月1日のパンチョ・ビラ対ホセ・セニカのフライ級タイトルマッチ以来2度目のこととなる。