和毅がヘイモン氏と契約へ

　12日に米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで指名挑戦者プンルアン・ソーシンユー(26=タイ)に左ボディブローで7回KO勝ち、2度目の防衛を果たしたWBO世界バンタム級王者、亀田和毅(23)が、数多くのトップ選手のアドバイザーを務めているアル・ヘイモン氏(米)との契約に合意した、と専門サイトboxing sceneが報じている。

　ヘイモン氏のブレーンは12日の試合もリングサイドで観戦、鮮やかなワンパンチKO劇を高く評価しているという。今回の件に関して和毅は「とても興味深い話。ヘイモン氏はボクシング界で力のある人。私の仕事はトレーニングして試合で勝つことで、ヘイモン氏の仕事は選手が望む大きな試合をつくることだと思う」とboxing sceneに話している。ヘイモン氏はスーパースターのフロイド・メイウェザー(米)をはじめアミール・カーン(英)、キース・サーマン(米)、ショーン・ポーター(米)、デオンタイ・ワイルダー(米)、レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)、エイドリアン・ブローナー(米)、ロバート・ゲレロ(米)、アブネル・マレス(メキシコ/米)、ミゲール・バスケス(メキシコ)、サキオ・ビカ(カメルーン/豪)、オマール・フィゲロア(米)、エリスランディ・ララ(キューバ/米)ら多くのトップ選手のマネージャー、アドバイザーを務めており、業界で最も影響力のある人物として知られている。