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[試合結果]2014.5.22

村田のプロ4戦目―

 現代屈指のアイドルボクサーが京都に帰って来た。5月22日、村田諒太(28=三迫)が島津アリーナ京都(京都府立体育館)でのプロ第4戦に臨み、ヘスス・ネリオ(25=メキシコ)と対戦した。
試合ポスター
「ここは人間形成でも、恩師の武元前川先生から大きな影響を受けた場所。年齢の離れた先輩方まで、つながりを持ってくださるのは本当に嬉しい」
 試合前の煽り映像でも、改めて村田の“思い入れ”が紹介され、会場に駆け付けた多くの南京都高校OB(現・京都広学館高校)たちも沸いていた。
 今回はプロ・アマ通じて初のメキシカン戦。村田は今回の相手を「超コテコテのプロボクサー」と称した。ラテン系の入場曲でリングインしたネリオに続き、村田がおなじみのパイレーツ・オブ・カリビアンで入場すると、会場が大声援に包まれる。
右が磨かれた
 初回から、村田の動きが2月のマカオで行われた前回以上に柔らかい。世界王座で安定政権を築く内山高志(ワタナベ)も彷彿とさせるようなロングジャブが冴え、そこからつなぐ右ストレートもパワフル。組み立ての巧さは以前から抜群だったが、今回は、理論よりもパンチのプレッシャーで、ネリオを追いつめているようだった。
 2回からネリオが反撃をしかけるが、村田はブロックでそれを封じつつ、ボディ打ちでネリオを苦しめるという、アマ時代からの得意パターンに入る。試合前に村田が予想していたように、ネリオは、村田の強振を上体の柔らかさでうまく殺す技術も光った。 「相手は修正も巧みでした。こっちのボディブローのタイミングを覚えたら、それより先にクリンチをしてきたりって感じです」とは試合後会見での村田。とはいえ一見、地味なショートアッパーも有効で、5回終盤にはロープ際で、ネリオをストップ寸前まで追い詰める。ゴングとほぼ同時にネリオが倒れたが、ネリオは村田のラビットパンチだとアピール。レフェリーはこれを認めずにコーナーへ戻した。
採点表
 そして6回。村田の右ストレートで、ネリオがたまらずダウン。さらに左で引きつけ、強烈な右ストレートを叩きこむと、ネリオはわずかに威力を殺したように見えたが、さすがにダメージが蓄積していたようにダウン。じわじわと戦力もそがれ続けたネリオは、そのままテンカウントを聞いた。
一歩一歩着実に
 リング上のインタビューでも、村田は満足そうに客席へ笑顔を見せる。 「(ネリオは)やっぱり巧くてみなさん(観客)にフラストレーションを溜めさせたかも知れないですけど、いい経験になりました。これからも応援よろしくお願いします」。
 観客動員数の公式発表は5500人。その大半がインタビューを熱心に聞き、退場の際には黄色い歓声も絶えなかった
試合後のネリオ
 一方、敗れたネリオは「村田は良いボクサーだと思うが、クリーンにファイトしてほしい。肘打ちと後頭部への攻撃でまだ頭が痛い。クリーンに戦えたらもう少しできたはず」とコメントを残した。ネリオの戦績は16戦12勝(6KO)4敗。

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