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[試合後談話]2014.5.17

新女王がふたり誕生

 17日、大阪市アゼリア大正で開催されたダブル女子世界戦で2人の女子新王者が誕生した。
 WBO女子世界アトム級王座決定戦では、比国のジョゼベル・パガデュアンを池山直(フュチュール)が判定3-0 (99-91,99-91,98-92)で下し、国内史上最年長44歳7ヶ月での世界王座獲得に成功。
 日本人対決となったメインのリング、WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチでは、同級10位の黒木優子(YuKO)が王者の安藤麻里(フュチュール)を判定3-0(94-96,93-97,94-96)で破り、 2度目の挑戦で世界王座に就いた。
新王者・池山
 WBO女子世界アトム級新王者で国内最年長王者となった池山は「楽しくボクシングができたと思います。反省点はたくさんありますので修正してこれからもボクシングを楽しんでいきたいと思います」と喜びのコメントを残した。
新王者・黒木
 WBC女子ミニフライ級新王者についた黒木は「勝ったことは正直ホッとしていますが、まだまだこれがスタートだと思っています。去年の12月にトレーナーが会長に変更になって私のやりたいボクシングができるようになったのが勝因だと思います。これから誰と対戦しても勝てるっていう自信をつけていきたいと思います。」と初戴冠にも気を引き締め直した。
初防衛成らず
 初防衛に失敗した安藤は「相手のペースで試合をしてしまいました。7Rの採点を聞いてさらに焦ってしまった。ゆっくり休んで私は帰ってきます。まだまだ諦めませんし、引退もしません」とサバサバした様子で語り会見を終えた。

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