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[試合後談話と採点表]2014.5.7

真紅のベルトは誰の手に!?

 7日、関西が誇るツートップがボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)のリングに立った。
 デビュー7戦目で世界王座奪取、その後ミニマム級王座を統一し、2階級制覇を成し遂げた14戦全勝の井岡一翔(井岡)が今回、念願の3階級制覇を目指し、12戦全勝の因縁浅からぬ相手、IBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に挑戦した。はたして無敗対決を制するのは――。
 また、同じリングでは昨年、日本のリングに復帰した3団体制覇王者のIBF世界ミニマム級王者、高山勝成(仲里)が7年ぶりに日本人と対戦した。今回の試合を4団体制覇への通過点と豪語する名王者の高山に挑んだのは、今回が世界初挑戦のIBF同級10位、サウスポーの小野心(ワタナベ)。プロ13年、25戦目で掴んだビッグチャンスの結末は――。
  ★採点表は続きを…
高山vs小野 採点表
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
○高山 勝成(仲里)
判定3-0
115-111,115-111,117-109
×小野 心(ワタナベ)

 小刻みに体を動かす高山の入り際に左フックを狙った小野は、2Rにはタイミングを掴んで左ストレートを突き刺し、反応の良いスタートを切った。高山は小野の正面に立たせてもらえずにいたが、4Rに入ると圧力を強め、速い踏み込みで右を何度か直撃させる。一気に流れを引き寄せるかと思えたが、小野も粘ると左フックをカウンターで合わせるなど、パワフルさと一瞬の速さは高山に譲るが、距離感とタイミングの良い左が光る。7Rには左フックの有効打で高山の右目上をカット。
 終盤、足を使い出入りを強めた高山に対しても左が入っていたが、9Rに入ると打ち合う場面が増え、小野にダメージが蓄積。すると10R、もみ合いの中、ブレイクの声がかかっていないところで小野の動きが止まり、この隙を高山が見逃さず、連打を浴びせダウンを奪う。11Rは小野が気持ちを見せ、左右のフックで高山に応戦。戦前の予想以上に白熱した試合となったが、最終12Rにも小野はダウンを取られ、判定3-0で敗北。高山が7年ぶりの日本人対決を制し、2度目の防衛に成功した。
アムナットvs井岡 採点表
IBF世界フライ級タイトルマッチ
○アムナット・ルエンロエン(タイ)
判定1-2
114-113,108-119,112-115
×井岡 一翔(井岡)

 速くて鋭いジャブ、左フックを見せる王者に対し、井岡はガードを固めて相手の戦力を分析。2Rに入ると左フック、右ボディストレートで圧力を強めるが、アムナットもジャブで距離を測っては強打の左フック、右ストレート、さらに右アッパー、スイッチをしては左アッパーと多彩なパンチをヒット。単調な攻撃を繰り返す井岡を迎え撃つ。
 中盤に入ってもプレッシャーを掛け続ける井岡だが、右を打つタイミングでアムナットに左に回られ、中々有効打を奪えずに苦しい展開。ならば井岡も間合いを計り、ボディから上へと狙うが、アムナットは詰められても抜群のボディワーク、クリンチで回避しペースを乱さず。
 終盤に入り、井岡の圧力が効いてくると王者のスタミナが僅かに落ち、井岡の左ボディ、右アッパーが入る。疲れたアムナットは10Rにホールディングで減点1。ここから井岡の逆襲に期待がかかったが、アムナットも疲れながらも左右に動き細かいパンチで対抗。最後まで巧さが光った王者アムナットが逃げきり、アマ時代に破った井岡を再び退け、初防衛に成功。井岡は3階級制覇の夢が破れると同時にプロ15戦目にして初の黒星を喫した。

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