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[ニュース]2009.12.20

近藤、王座初防衛成功!

 19日、後楽園ホールで開催された日本ライト級タイトルマッチ「王者・近藤明広(日東)VS挑戦者・加藤善孝(角海老宝石)」の一戦。
 近藤は今年8月、日本ライト級王座初挑戦で王者・三垣龍次(M・T)に挑み、開始と同時に怒涛のワンツーラッシュを打ち込むと1R45秒TKOで三垣を下し、衝撃の日本王座奪取を果たした。
 この勝利は近藤が所属する日東ジムに53年振りの王座をもたらしたが、王者となった近藤には三垣戦の勝利がフロッグであったとの酷評も囁かれ、この加藤戦はその真価が問われる重要な一戦となった。
 対する挑戦者・加藤は、2007年の敗戦を最後に6連勝を記録し、日本ランキング1位に昇り詰め、最強挑戦者として王者・近藤の初防衛戦に立ちはだかる。
 試合はスタートから互いが主導権を奪うべく右ストレートを打ち合うが、3Rに両者の左フックが交差する一瞬早く、近藤の左フックが加藤を捕らえダウンを奪う。立ち上がった加藤は、近藤と一歩も引かない打撃戦を最後まで繰り広げ、満員の後楽園ホールは大歓声に包まれた。今年最後の日本タイトルマッチは3Rのダウンが勝敗を分け、判定2-1で近藤が加藤を下し、初防衛に成功した。
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 王座初防衛に成功した近藤はリング上のインタビューで「厳しい戦いになると思いました。疲れました。加藤さんは想像を超えて強かった。苦戦は覚悟の上でした。ダウンを奪えるとは思わなかった」と試合を振り返った。今後の目標については「やるからには世界を目指して頑張ります」と力強くファンにアピールし、リングを降りた。
 控室での会見で近藤は「足を使って捌く事を考えていた。捌いてるイメージはあったが手数は向こうかなと。ポイントは全ラウンド微妙だと思っていたので常に集中出来た。圧力は思っていたより感じなかった。打ち合い来ると思ったが、動き回った事が勝因。試合が終わり(ジャッジが出るまで)堂々としていようと思っていた」と足が勝因であったと明かした。
 初防衛に成功し、何点を自分に上げたいかと問われた近藤は「45秒の試合の後でプレッシャーもあったがここで負けられないって思いもあった。強い加藤さんで試合に集中出来た。直ぐに負けてベルトも世界ランクも渡す事は出来なかった。それに勝つ事が大事だし、初防衛に成功したので高い点数を言いたい…70点を上げたい」と笑顔で応えた。
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 ここで、近藤は元日本スーパーバンタム級王者・三浦数馬を控室に迎え入れ「僕の後援会の会社に三浦さんは偶然勤務していて。それが縁で今、僕のワンポイントトレーナーをしてくれています」と紹介。三浦は近藤の勝因について「ジャブの多彩さと出入りを巧くやった。これまで練習して来た事がドンピシャではまった。中盤辺りから空間を巧く使える形に切り替えられたのが凄かった。近藤は成長した」と近藤の初防衛戦を高評価した。
 最後にこれからの目標を聞かれた近藤は「この勝利で多少は自信になった。日東ジムにとっても初防衛成功は初めてだし記録を塗り替えられて良かった。改めて目標はでかく持って世界を目指します!!」と自信を漲らせ会見を締め括った。
 強敵・加藤を下し初防衛に成功した近藤。これで名実共に日本ライト級王座に君臨する事となった。王者として2010年を迎え、チャンピオンカーニバルに駒を進める近藤は、今後如何なる戦いをリングで体現して行くのか…。王者・近藤の更なる進化に期待したい。

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