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元日本スーパーライト級ランカーの坂本"D"大輔(32=角海老宝石)が遂に復活!1日、後楽園ホールで開催された「UNTOUCHABLE FIGHT21」のメインで日本ウェルター級7位の有川稔男(29=川島)に挑んだ坂本は、開始30秒過ぎに右ストレートでダウンを奪うと、立ち上がった有川をコーナーに追い込み怒涛のラッシュをかけた。
ワンツー、フックをガードの上から叩き込むと有川は堪えきれずにしゃがみ込み、同時にレフェリーが試合を止めた。1R1分9秒、坂本が約2年4ヶ月ぶりに白星を飾り、KO勝ちにいたっては約4年ぶりとなった。
怒涛のラッシュ
今月の日本ランク入りを確実にした坂本は、「最初のダウンは顎をかすっただけ。相手の目の焦点が合っていなかったので一気に行った。脇を締めてバカ打ちを繰り返した練習の成果です。とにかく嬉しい!」と喜びを爆発させ試合を振り返った。
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嬉しいことは続くもので、昨年末に結婚した坂本に5日前の27日に第一子が誕生していた。「男の子で名前は桜輔(おうすけ)。力をもらいました。無傷で終えたことも嬉しい」と坂本。また、拓植大学ボクシング部の1年後輩で、今月3度目の防衛戦に臨むWBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)からも前日に激励のメールをもらっていた。
ここからが始まりだ!
前回12月の階級を上げた復帰戦では、日本ランカーの新藤寛之(宮田)に2-0の判定負けを喫したが、今回はウェルター級の体に仕上げて臨み、見事結果を出してみせた。今後はスーパーライト級かウェルター級で上位ランクを狙う!
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