防衛戦とは思っていない

　大阪市内のIMPホールで行われるドラマチックボクシングで、2度目の防衛戦に挑むOPBF女子スーパーフライ級王者・川西友子(27=大阪帝拳)が29日、JBC関西事務局で前日計量に臨んだ。

　チャンピオンの川西は計量をリミットの52.1kgでパス。一方、挑戦者で同級2位のジョプジャン・シットサイトーン(タイ)は400gアンダーの51.7kgでパスした。
　2度目の防衛戦を明日に控える中、落ち着いた様子の川西は「防衛戦だとは思っていません。まだまだ足りないところを練習して、いいところを伸ばしていくようにしたいです」と2度目の防衛戦を迎えるプロ10戦目の試合にも「挑戦者」の気持ちを忘れていない。「チャンスがあれば世界目指していきます」と目を輝かせて会場を後にした。

　挑戦者で同級2位のジョプジャンは「体調はOKだ。全く問題はない。チャンピオンは背が高いが全然大丈夫。明日は私がベルトを持ち帰る」と気合の入ったコメントを残した。