王座はどちらの手に

　明日、後楽園ホールで行われる「トクホンダッシュエアロ」の前日計量が10日、都内のJBC事務局で行われた。
　セミファイナルで行われる「OPBF女子ミニフライ級王座決定戦」に出場する、OPBF同級1位・花形冴美(花形)とOPBF同級3位・西村聡美(折尾)に心境と意気込みを聞いた。

　花形は200gアンダーの47.4kgで計量をパス。「無事にパスできて、相手も見れて気合いが入りました」と話す花形は西村について「可愛らしい方だなと思いました。身長もそんなに変わらなかったと思います」と印象を話した。
　花形は「世界タイトルを含めて3回目のタイトル挑戦となるので、3度目の正直として絶対に獲ります」と意気込みを語った。

　「ご飯が食べられるのでホッとしています」と話す西村は、300gアンダーの47.3kgで計量をパス。「キリッとした感じでかっこいいと思いました」と嬉しそうに話すと「今回の試合に向けて、花形選手と似た選手を海外から呼んで、2週間ほどスパーをしました」と明かした。
　西村は「タイトルを獲るというよりは、今まで通り一戦一戦を大事に戦っていく気持ちでやりたいと思っています」と意気込みを語った。