今年最初のタイトルマッチ

　明日、後楽園ホールで開催される「角海老ボクシングDAVE★IMPACT」の前日計量が10 日、都内のJBC事務局で行われた。メインイベントの「東洋太平洋ライト級タイトルマッチ」では、王者・加藤善孝(29=角海老宝石)が井岡ジム第3の男、中谷正義(24=井岡)を迎え撃つ。

　61.2kgのライト級リミットで計量をパスした王者・加藤善孝は「ようやく終わったという感じですね。水分摂って元気になりました」と笑顔を見せた。
　挑戦者・中谷の印象について「思ったよりは大きくない感じですね。想像よりちっちゃかったですね」と話す王者は、「ただ180cmある選手はあまりいないので、下河原さんとか階級が上の選手とスパーリングをしたので、長身の選手は苦にならなくなったし、いつも通りの調整ができました」と明かした。

　61.0kgのアンダーで計量をパスした、挑戦者・中谷正義は「結構、あっけなく終わりましたね」と余裕の表情を見せた。
　王者・加藤の印象について「ちっさいですね。チャンピオンという感じがしなかったですね」と話すと「対策もしてあるし、自信しかないです。せっかく東京に来たから、ベルトを持って帰ります」と意気込みを語った。