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[動画・調印式]2013.12.29

内山、金子とも自信の弁

 スーパーフェザー級のダブル世界戦は明後日の大晦日、東京・大田区総合体育館で行われる。試合を2日後に控えた29日、都内のホテルで両世界戦の調印式、記者会見、そしてルール会議が行われた。WBA王座を7度防衛中の内山高志(34=ワタナベ)、初挑戦の金子大樹(25=横浜光)とも「KOでも判定でも自分のボクシングをして勝つ」と口を揃えた。
※内山対金子、三浦隆司(帝拳)対ダンテ・ハルドン(メキシコ)のスーパーフェザー級ダブル世界戦は31日(火)、午後9時半からテレビ東京系で放送される。
三浦を気にする内山
 挑戦者が日本人であることに加え、同じ階級のWBC王者、三浦隆司(帝拳)も壇上に並んでいることを気にしてか、内山の口から豪快なKO宣言が出ることはなかった。会見の最中は表情を緩ませることは少なく、むしろ淡々とした様子だった。それでも調整は順調に進んだらしく「3年連続で大晦日の試合なので、慣れてきました。金子選手は相対的にバランスのいい選手で根性もあると思うので、いい試合になると思う」と話した。
瞳を輝かせる金子
 これを受け初挑戦の金子も「ケガもせず、いいコンディションなので、あとは試合を待つだけです。打ち合いになると思うけれど、やってみないと分からない。それが楽しみでもあります」と落ち着いて応答した。
慎重にグローブチェック
 KOを狙うのか、という問いには「勝つことしか考えていないけれど、ふたりとも(得意とする)距離が同じなので打ち合いになると思います」と内山が答えたのに対し、金子は「自分のボクシングをしてKOチャンスを自分からつくりたい」と挑戦者らしく立ち向かうことを宣言した。
オフィシャルの面々
 レフェリーはヒューバート・アール氏(カナダ)が務めるが、ジャッジは島川威、原田武夫、浅尾和信のベテランの日本人三氏が担当する。試合はWBAルールに則って行われるため、スリー・ノックダウン制が採用される。また、グローブはウイニング社製の8オンスが使用される。
調印完了

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