リーチ差5cm三浦有利

　大晦日のダブル世界スーパーフェザー級の予備検診が28日、都内のホテルで行われ、WBC世界チャンピオン三浦隆司(帝拳)と挑戦者でランキング2位のダンテ・ハルドン(メキシコ)は、表情を変えることなく検診を終えた。

　リーチで5cm上回った三浦は「微妙な部分でリーチ差が有利に働けばいい」との感想を述べた。

　「キレも増してきているし、筋肉が落ずに体重が落ちてきている」と順調に調整が進んでいると話した三浦は、表情を変えることなく会見を終えた。

　挑戦者のハルドンは「100%のコンディションだ」と淡々と話すと年末の寒い東京の気温に関しても「メキシコも同じ」と余裕の表情を浮かべた。

　この日が初顔合わせだった両者だが「強そうに見えた」とチャンピオンの印象を語った。

大晦日ダブル世界戦
スーパーフェザー級
WBC世界戦
■予備検診結果
王者:三浦隆司
身長:169.5cm
胸囲:90cm
首周:37.0cm
リーチ:178.0cm
血圧:122/74mm/Hg
脈拍:51/min
体温:36.4℃

挑戦者:ダンテ・ハルドン
身長:172.5cm
胸囲:94cm
首周:38.5cm
リーチ:173cm
血圧:110/78mm/Hg
脈拍:88/min
体温:36.6℃

スーパーフェザー級
WBA世界戦
■予備検診結果
王者:内山高志
身長:172cm
胸囲:100cm
首周:38.5cm
リーチ:182cm
血圧:136/80mm/Hg
脈拍:75/min
体温:36.7℃

挑戦者:金子大樹
身長:174cm
胸囲:91cm
首周:38.0cm
リーチ:184.5cm
血圧:140/74mm/Hg
脈拍:50/min
体温:36.6℃