減量明けはミートパスタ

　明日12月6日に両国国技館で開催される『DIAMOND GLOBE SPECIAL』の前日計量が5日、都内のホテルで行われた。明日のメインでWBC世界フライ級王者、八重樫東(大橋)に挑むエドガル・ソーサ(メキシコ)は公式計量前の予備計量でオーバーしていたが、公式計量には間に合わせホッとした表情で会場をあとにした。

■前日計量結果
WBC世界フライ級戦
王者:八重樫東(大橋)
　 ・50.6kg
挑戦者:エドガル・ソーサ(メキシコ)
・50.8kg

　「一生懸命頑張ります。結果はついてくると思います」と短いコメントを残して会場をあとにしたチャンピオン八重樫。一方、パンツを脱いでギリギリ計量をクリアしたソーサは、コメントを残さず会場を去った。

161lb/73kg契約8回戦
※ミドル級=160lb/72.57kg
村田諒太(三迫)
・72.8kg
デイブ・ピーターソン(米国)
・71.9kg
　計量を終えた村田はミートソースパスタを食したあと「減量から解放されて幸せ。KOを狙って頑張る。全力を尽くして、いいかたちで勝ちたい。ピーターソンは柔らかそうな筋肉のつき方をしていたので、パンチが伸びてくるのかな、という印象を持った」と淡々と語った。

東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦
同級1位:井上尚弥(大橋)
・48.9kg
同級2位ヘルソン・マンシオ(比)
・48.7kg

　「減量はいつもどおり順調です。世界に向けて頑張ります」と笑顔の井上は父でトレーナーの真吾氏特性のスープ(※サムケタンスープをベースにひじきやキクラゲなどを加えたグレーのスープ)をゆっくりスプーンで飲んだ。
　「家族、特に祖父のために必ず勝ちたい」と表情を変えずに話したマンシオは、内に秘めた静かな闘志を燃やした。※強そうな印象。

東洋太平洋バンタム級タイトル戦
王者:椎野大輝(三迫)
・53.5kg
挑戦者:岩佐亮佑(セレス)
・53.4kg

　ボクモバのユーザー勝ち予想で一番投票数が多い注目の一戦。さあ、どっちが強い?

ライトフライ級6回戦
※井上デビュー戦
井上拓真(大橋)
・48.8kg
福原辰弥(本田F)
・48.6kg

　怪物・井上尚弥の弟、拓真のプロデビュー戦の相手を務めるのは、2009年度全日本新人王で準優勝した福原。戦歴18戦12勝(3KO)3敗(1KO)3分の実力者。