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[試合後会見]2013.8.13

初防衛戦に臨んだ八重樫

 12日、東京・大田区総合体育館ではWBC世界フライ級王者、八重樫東(30=大橋)の初防衛戦が行われた。同級10位のオスカル・ブランケット(28=メキシコ)を迎えての12回戦。ミニマム級時代は防衛することなくベルトを明け渡した八重樫だが、フライ級では初防衛を果たすことができたのか。
勝った
 ブランケットが圧力をかけ、八重樫が出入りしながら有効打で勝るという展開が続いた。4回終了時の採点は39対37で八重樫、同じスコアでブランケット、そして38対38の三者三様だった。中盤に入りローブローや肩のプッシングなどが目立つ荒れた展開となったが、そんななかでも徐々に八重樫がペースを手繰り寄せていった。
チーム八重樫
試合が大きく動いたのは8回のこと。まず八重樫がローブローで減点を科された。ラウンド終了間際には八重樫がブランケットの左アッパーに合わせて左フックをヒット、値千金のダウンを奪った。以降も八重樫は出入りしながらカウンター・アタックを敢行。ポイントを積み重ねて無難に終盤も乗り切った。乱打戦を期待したファンには不満も残っただろうが、この日の八重樫は強打者を相手に巧みで賢い戦法を選択したといえる。
八重樫東勝利
 控室に戻ったブランケットは「八重樫はスピードがあったが強さは感じなかった。ボディも特に効いてない。判定で負けたことには納得しているが、もう少し僅差だったのではないか」と、115対111、116対110(二者)の点差に不満を漏らした。5年間、コンビを組んできた古川久俊トレーナーは「今回はジャブをついて距離をとる作戦でした。4ラウンドまで良いイメージだと思っていたけれど、スコアが同点で驚きました。ジャブがポイントになっていなかった。そこからズルズルといってしまった」と試合を振り返った。
ブランケット
 八重樫は両目上が少し赤くなっている程度だったが「けっこう痛 いんですよ」と顔をしかめた。試合については反省の弁ばかりが口をついて出た。「相手のパンチが怖くていけなかった。なんとか糸口を見つけようと動いたけれど、最後まで(相手のペースが)落ちませんでしたね。(ブランケットは)パンチの軌道が見づらくて、自分ではいっぱいいっぱいでした。相手の左フックは強烈で、離れ際に伸びてくるので思い切りいけず、思い切り下がれなかった。フライ級のパンチはすごいです。危ない世界に飛び込んでしまったなという感じです」
 大橋秀行会長は「八重樫に足があったから捌けた試合。なければ倒されていた試合」と、愛弟子をかばった。

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