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[ニュース]2013.7.25

GBPの宝フィゲロア

 27日(日本時間28日)、米国テキサス州サンアントニオのAT&Tセンターで荒川仁人(31=八王子中屋)と拳を交えるオマール・フィゲロア(23=米)は、あの6階級制覇王者オスカー・デラ・ホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)の秘蔵っ子として知られている。異名は「パンテリータ」(黒豹)。22戦21勝(17KO)1分の強打者の23年を駆け足で振り返ってみよう。
 フィゲロアは1989年12月13日、米国テキサス州ウェスラコで生まれた。名前から想像がつくようにメキシコ系の米国人だ。今回の試合地サンアントニオもテキサス州ということで、フィゲロアにとっては地元での檜舞台ということになる。ちなみにフィゲロアは直近の2試合をこのサンアントニオで行っており、いずれも初回KO勝ちを収めている。験のいい場所なのである。
 アマチュアを経験後、フィゲロアは08年6月に18歳でプロ転向を果たした。デビューから7試合連続KO勝ちを収めていた少年に大きな転機が訪れたのは09年9月のことだ。GBPとプロモート契約を交わしたのである。同じメキシコ系米国人という点や、イケメンである点などフィゲロアはデラ・ホーヤとの類似点がいくつかある。こうして大きな後ろ盾を得た19歳の少年は「2年以内に世界王者になってみせる」と豪語したが、それは最短でも2年延期されることになった。
 GBP傘下となったフィゲロアは、その後も快進撃を続けた。11戦目で8回引き分けを経験したが、以後は11連勝(9KO)をマーク。 特に今年4月のアブネル・コット(プエルトリコ)戦は印象深いものだった。16戦全勝のコットはWBO13位の新鋭で、プエルトリコでは高い期待を集めている選手だった。そのコットをフィゲロアは1回KOで下したのである。この勝利でWBCランキングは33位から一気に3位へと急上昇。今回の暫定王座決定戦への出場権を得ることとなった。GBPの影響力はゼロとはいえまい。
 身長175センチ、リーチ184センチとライト級にしては大柄で、それぞれ数字上は荒川を約10センチ上回るものと思われる。しかも試合中に左右に構えをスイッチするため、相手にとっては厄介な選手といえる。
 荒川戦を前にフィゲロアはこう話している。「私は自分が強打者であるということを承知している。どんな状況であろうとも一発で戦況を変えることができる。私はこの戦いに勝たなければならない。そうしなければ何も得られはしないのだから。私の前にあるドア(荒川のこと)は簡単に開けられないだろうが、絶対に突破してみせる」
 27日(日本時間28日)、サンアントニオのリングで「パンテリータ」(黒豹)が牙をむく。

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