日本ヘビー級開幕

　25日、後楽園ホールで開催される「KAMIKAZE.2」の前日計量が、都内にあるJBC事務局にて行われた。
　興行では56年ぶりに復活する日本ヘビー級王座決定戦をメインに、日本ヘビー級ランカー上位4名が激突する。

■日本ヘビー級王座決定戦
同級1位・藤本 京太郎(角海老宝石)VS同級2位オケロ・ピーター(緑)
■次期挑戦者決定戦
同級3位・竹原 虎辰(緑)VS樋高リオ(渥美)

　計量が始まる前、JBCは取材陣に日本ヘビー級のチャンピオンベルトを披露した。ベルトの部分が通常のベルトより長くなっている。

　漫画「クローズ」を読みながら会場に現れた藤本 京太郎(角海老宝石)は、101.5kgで計量を終えると「計量は制限がないので、家で体重計に載るのと同じ感覚。ただ、明日いよいよ試合だという思いで身が引き締まります。絶対に勝たなきゃいけない試合なので、それを頭に置いて集中して勝ちを奪いたいと思っています」と意気込みを語った。

　今回の計量で一番デカさを感じさせるオケロ・ピーター(緑)は110.2kg。「名古屋にベルトを持って帰りたい。明日、誰が強いのかを見せる」と意気込みを語った。

　次期挑戦者決定戦に出場する竹原 虎辰(緑)は109.7kgで計量をパス。「相手は、身体がしぼれている感じなのでいい試合になると思います。自分のやってきたボクシングを最初から出していきます。気負わず、焦らず、最後は倒せたらいいかなと思ってます」と意気込みを語った。

　日本ヘビー級3位の竹原と対戦する同級4位の樋高リオ(渥美)は100kgジャストで計量を終えた。「大きい相手なんで、熱い試合して絶対に勝ちます」と意気込みを語った。