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[試合後会見]2013.6.28

復活か、初戴冠か

 28日、後楽園ホールで開催された「DANGAN.76」のメインイベントは、東洋太平洋フェザー級王座決定戦がラインナップ。
 東洋太平洋同級1位・李冽理(31=横浜光)と東洋太平洋同級4位・石川昇吾(30=新日本木村)が激突、未だ空位の王座を手に入れたのはー。
石川はベルトに届かず
 ジャブを突き李は足を使い距離を保ち右ストレートをヒットさせれば、石川もジワジワと圧力を掛け左ボディ・右ストレートを打ち込む。4回終了時の採点は1-1(38-38・39- 38・38-39)のイーブン。中盤、石川は圧力を強めると、李も応戦し打撃戦の展開に。しかし李が手数で石川を上回り、均衡が崩れる。8ラウンド終了時の採点は3-0(78-75・77-75・77-76)と李が僅かにリード。終盤、石川は偶バツで左目上を大きくカットし血が目に入り視界が悪くなるも、ポイントの挽回を狙い前に出る。しかし李は再び足を使い距離を取ると、ワンツー連打・左フックを浴びせポイントアウト。李が判定3-0(116-113・116-112・117-112 )で石川を退け決定戦を制し、東洋太平洋フェザー級タイトルを腰に巻いた。
計5ヶ所33針を縫った石川
 石川は両目をカットしており、試合後は医務室で治療し左右で合計33針を縫い、大きな絆創膏を貼り控え室に戻ってきた。「悔しいが、ここからが新しいスタートラインだと思っています。僕は必ず這い上がります。李選手には感謝しているし、結果がすべてなので悔いはありません」と試合を振り返り、力強く再起を誓った。
復活の李
 東洋太平洋フェザー級王座決定戦に勝利し、復活の狼煙を挙げた李が控え室で会見を開いた。「エスピノ戦よりも動けたし、練習の成果を出すことができました。今回はスパーリング中心でコンディションも作れたのがよかった。石川選手ががむしゃらに向かってきたのでカウンターも入ったし、KOできるかもと欲も出た」と語るが、その顔には右目上に2cmほどのカットが2ヶ所、左目上に3cmのカットがあり石川戦の激闘を物語っていた。
右がカウンターで当たっていた
 王座を争った石川の印象を尋ねられ李は「左ボディ・左フックとパンチはあったが、見えていたので対応ができた。右ストレートは何度か相打ちになったが、僕は狙って打っていたのでカウンターになったと思う」と強打を称えるも、冷静に対処できたのが勝因と語った。
 ここ数戦はスランプと言われてきたが、自分のボクシングはできたかと問われ「メリハリをもっとつけ、見せ場を作ればいいボクシングができる。これまではモチベーションも上がらず、身体がついていかなかった。今後はベテランというか、経験を活かした戦いをしていきたい。世界ランクに返り咲き、もう一度世界とうい気持ちもある。これで一歩進むことができました」と笑顔を見せた。
再び世界へ
 フェザー級アジア最強の座に就いた李は「世界を奪われ、ここまで心休まる日がなかった。李は終わったと囁かれているのも分かっていたし、負ければ引退だと考えていた。今日は開き直って戦うことができました」と最後に安堵の表情を浮かべた。
 3ヶ月以内に指名挑戦者との初防衛戦が予定されているが、李冽理は鬼門を突破し再び世界のリングにたどり着くことができるのか。

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