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[ニュース]2013.6.7

アマ世界最強がプロ転向!?

 北京五輪の57kg級とロンドン五輪の60kg級を制したスーパースター、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が、契約済といわれているAPB(AIBAプロボクシング)ではなく、既存のプロへ移籍する準備をしていると、アメリカの一部メディアで報じられている。
ワシル・ロマチェンコ
 ロマチェンコは五輪ボクシング界のパウンド・フォー・パウンドとして君臨してきた男。20才で北京五輪の57kg級金メダルを獲得後、4年間無敗でロンドン五輪の60kg級も制覇した。記録だけではなく、実際のボクシング技術も芸術的なものだ。今秋に始まるAIBAプロボクシング(APB)の主軸を担うといわれていたこの男の進路変更が本当であれば、プロ・アマ間で泥沼化している選手争奪戦にも、大きな影響をもたらすことは間違いない。
最近はWSB戦で連勝を続けていた

 AIBA(国際ボクシング協会)がどうしても、ロマチェンコを確保しておきたいのは、APBを大成させたいからだ。一攫千金が魅力的な既存のプロボクシング界に対抗し、AIBAは、安定した給料制の新プロボクシング組織を発足。それがAPBにほかならないのだ。現代的な「見ごたえのある五輪競技」をめざす一方で、プロ・アマ双方の覇権を握ろうとする動きが、WSBを立ち上げた頃から、明確になり始めた。

 ロンドン五輪の金メダリストでは、69kg級のセリク・サピエフ(カザフスタン)、91kg級のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がAPB参戦にサイン。一方で49kg級のゾウ・シミン、56kg級のルーク・キャンベル(イギリス)、75kg級の村田諒太のように、優秀な野心家までは、抱えこむにはいたれなかった。91kg超級のアンソニー・ジョシュア(イギリス)も、プロ転向のタイミングを見計らっているといわれている。

身体にはコーチである父や五輪ロゴを刻んできたが…

 ボクモバの取材に対し、AIBA関係者は「ロマチェンコのプロ転向報道は公式的なニュースではない」と否定。一方のロマチェンコ本人は、今年に入ってから「WSBの今シーズンが終わったら、次の照準を話せる。もう世界選手権へ出ることはない」ともコメントしている。もしこれがAPB参戦を意味していないのであれば――その真相は近いうちに分かりそうだ。

 既存のプロボクシング界のベテラン・プロモーター、ドン・キング氏は、英語の苦手なロマチェンコについて「アメリカ市場を獲得するために、ボクサーは共通の言語でコミュニケーションを取らなければならない。とにかく、彼にプロで戦える準備ができているかどうかを見てみよう」と前向きだ。いずれにせよ、この大物タレントには、強さ以外にも、様々なものが求められている。そして、彼のナチュラルウェイトだろうスーパーフェザー級には、2人の日本人世界王者がいることも忘れてはならない。


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