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[試合後会見]2013.5.3

佐藤vsシーサケット

 半世紀にわたって日本人の勝者がいないというタイでの世界戦。あえてその壁を破るべく敵地に渡ったWBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(協栄)は、シーサケット・ソールンビサイと拳を交えた。はたして佐藤はジンクスを破ってV3を果たすことはできたのか。
中盤から完全に挑戦者ペース
×佐藤洋太(協栄)
8回1分23秒TKO
○シーサケット・ソー・ルンビンサイ(タイ)
7R,打ち込まれる佐藤
 「言い訳のしようがないです。身体が動かなかった。圧力が強かったし、勘もよくてすごくやりづらかった。いろんなものが絡み合った結果です」とは、試合直後の佐藤洋太の弁だ。まさかのワンサイドゲーム、8回1分23秒TKO負け。試合は出だしから挑戦者シーサケット・ソールンビサイのペース。3000人が送る大きな声援、37度にも達したインドアの暑さなどを割り引いても佐藤ができたことはほとんどなかった。
試合後の佐藤
 「緊張はしていなかった。サウスポーに右が当たるとリズムに乗れるんですけど、当たらないと途端にダメになる。サウスポーは苦にしないと思っていたけれど、苦手ということですかね。作戦負けということでしょうか。スイッチはしてもずっとサウスポーで来るとは思わなかった。意表をつかれました。リズムが悪くなってプレッシャーをモロに受けて、2Rぐらいですごく疲れました。暑かったし、プレッシャーも強かったし、パンチも強かった。何がどうとかじゃなくて全部、シーサケットが強かったのひと言。今日は負けです」と、王座をタイに置いて帰国することとなった佐藤は試合を振り返った。
地元で勝ち獲ったシーサケット
 また金平桂一郎会長は「相手はホームなので頑張ってくるのは分かっていた。リズムに乗らせるとまずいなと思っていました。僕にはそんなに強く見えなかったけれど、やっている本人がそう言うんだからそうなんでしょう。洋太のリズム、距離でやるにはオープニングがカギだと思っていたけれど、初回にいいパンチが当てられず波に乗れなかった。ここまで調子よかったんだけど……。負けるという選択肢はあまりなかったんだけれど、ボクサーがファイターに負ける典型的な試合でした。向こうもボディ、顔面とうまく打ち分けてきました。条件が悪かったとかはない、敵地ですから。今日は言い訳できない。不意に一発いいのをもらうケースは想定していたけれど、先にボディをもらってこっちが失速したんだから言い訳はない」と語った。スコアは8回までの採点で79-73,79-71,78-72だった。
王座はタイに
 懸念されたトラブルはなかった。しかし試合当日になってプロモーター側から「リングサイドのカメラポジションが日本人用は1席だ」と言い渡された。その理由は前回日本で試合をしたときにタイ用のポジションが1席しかなかったからだという。タイに渡った7社は突然の通告に戸惑うばかりだった。そのことは付記しておきたい。

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