ゴロフキンと石田が会見

　7度目の防衛戦に臨むWBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)と、2階級制覇を狙う元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者、石田順裕(グリーンツダ)が26日、モナコで会見に臨んだ。両者の試合は30日(日本時間31日早朝)、モナコのモンテカルロで行われる。
※ゴロフキン対石田は4月1日(月)、午後9時からWOWOW「エキサイトマッチ」で放送予定

　両者は16日に米国ロサンゼルスで行われた会見で対面しており、これが10日ぶりの顔合わせとなった。7連続KO防衛を狙うゴロフキンは「こんな素晴らしい街で試合ができることに感謝している。イシダは優れた選手なので、難しい試合になると覚悟しているが、ベストのパフォーマンスができるよう準備はできている」と、すでに戦闘態勢に入っていることを強調した。

　続いて石田がコメント。「このチャンスを与えてくれたチャンピオンに感謝します。ゴロフキンはパワーのある強いチャンピオンだということは十分に分かっています。パウンド・フォー・パウンド最強のひとりといってもいいでしょう。しかし、私は番狂わせを起こすためにここに来ました」。