再計量の結果は…

　18日に後楽園ホールにて開催される、『第366回ガッツファイティング』の前日計量が、都内にあるJBC事務局にて行われた。メインイベントとなる、東洋太平洋ウェルター級タイトル戦の計量時刻となったが…

■東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ12回戦
王者・渡部あきのり(協栄)VS挑戦者コブラ諏訪(P渡久地)
■日時:3月18日(月)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:協栄ジムTEL.03-6273-2117 P渡久地ジムTEL.03-3583-6007

　王者・渡辺あきのりが間に合わず、不在のまま、コブラ諏訪(P渡久地)の計量を行うことに。計量をアンダーの66.4kgパスした諏訪は、「調整はバッチリです。向こうも倒す選手なので、判定は考えていない、自分から仕掛けて倒しに行きたい」「結果は後からついてくるので、渡辺選手を倒すことだけに集中したい」と意気込みを語った。

　遅れて会場入りした渡辺は、すぐに計量計へ向かったものの、68.0kgとリミットを大幅にオーバー。関係者に謝罪し、再計量のため減量へ向かった。
　金平会長は、「いつも急に落とすタイプだが、今までオーバーはなかった。ウェルター級なので、他の階級での1kgよりは落としやすいが…」と言ったものの「ウエイトを作ってくるのは、勝負よりも大事な事」と厳しく語った。

　2時間後、再計量となった渡辺のウエイトは、アンダーの66.4kg。計量を終えた渡辺は、床に座り込みスポーツドリンクを数本飲み干した。
萩原トレーナーは、「自分もダメだと思ったが、なんとかクリアできた。汗出し用のクリームを切らして落なかったとの事だが、気持ちの面もあるのかもしれない。今まで、ここまでギリギリはなかった」と漏らした。