左一本でコントロールしたい

　明日5日、後楽園ホールでプロ2戦目に臨む大橋ジム期待の新星、"怪物"井上尚弥。 ノンタイトルにもかかわらず、都内・JBCで行われた前日計量には大勢の報道陣が集まり、注目の高さが窺えた。
　世界ランカーにも避けられた井上に挑むは、タイ王国ライトフライ級王者ガオプラチャン・チューワッタナ。 50.0kg契約の計量は、両者ともに一発でパスした。

　計量後の会見で井上は「体調はバッチリ。筋トレで一戦目よりもパワーアップしている。 明日は左手一本でコントロールできるような試合がしたい」と意気込んだ。

　また、大晦日の世界戦で2階級制覇を果たした井岡一翔(井岡)に刺激を受け「早くあの位置まで辿りつきたい」と話し、 「昨年はオリンピック予選敗退、プロ入りと内容の濃い一年だった。2013年は、まず日本か東洋を獲りたい」と抱負を語った。

■前日計量
井上尚弥 49.9kg

ガオプラチャン・チューワッタナ 49.8kg