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[試合後会見]2012.11.13

アラフォー&ママさん対決は…

 現WBA世界王者・山口直子(白井具志堅)が返上した空位の東洋太平洋女子スーパーフライ級王座を懸け、42歳・つのだのりこ(白井具志堅)と38歳・稲元真理(熊谷コサカ)のアラフォー対決が12日、後楽園ホールで行われた。
 両者は働きながら、女手ひとつで子供を育てるスーパーママさんボクサーでもある。互いの愛息が見守る中、母親からファイターへと変貌した両者は、初回から激しく意地をぶつけあった。
つのだが王座獲得
 序盤、左をかち上げ飛び込むつのだに対し、稲元は一箇所に止まらずジャブ・右フックで動きリズムを計るが、お構いなしに前へと出るつのだのパワーボクシングに圧され、前半はジャッジ39-37、40-36、40-36と劣勢。
 後半に入ってもつのだの勢いは衰えず、出入りの稲元に大振りながらボディからの左フックをパワーヒット。顔を赤く腫らしながらも、必死に食い下がる稲元を判定3-0(97-93、98-92、98-92)で退け、同門・山口が返上した東洋王座を42歳の日本最年長記録で獲得した。
稲元の会見
 試合後、敗れた稲元は「もう少し足を使って距離を取って戦うつもりだったんですが、つのだ選手の圧力が凄かった。2ラウンドにもらったパンチが少し効いてしまった。つのだ選手はボクシング以外の格闘技経験も豊富で、接近戦になった時に、うまくグローブを被せられて攻撃が続けられなかった」と振り返り、「負けたのは実力が足らなかったから。くやしいけど納得してます。これが実力です」と悔しさを滲ませながらもサバサバした様子で記者団の問いに答えた。
母親の顔に戻り
 「勝っても負けてもこの試合が最後と思っていましたので、引退します。これからは、中学二年になる息子も本格的にボクシングをやっていくので、サポートしていきます」と、新たな挑戦が始まる稲元は最後に母の笑顔を見せた。
ベルトを抱えての会見
 一方、プロ3戦目で見事に東洋王座を獲得したつのだ。キック・ムエタイ時代から数え5本目のタイトル獲得だが、東洋王座は別格の様子。「山口さんが返上したベルトなので、絶対に離したくなかった」とベルトを大事に抱え、会見に応じた。
42歳、やりました!
 「一緒に相手の分析をしてくれた15歳の息子(ボクシング経験あり)が、3ラウンドぐらいまでには倒れると言ってくれた。だけど稲元選手のパンチが結構効いて、倒すことはできなかったが、前に出てきてくれたので打ち合うことができた。今までで一番気合が入りました」と、息子・武蔵さんと二人三脚で試合に臨んでいたことを明かし、「息子に一番ほめてもらいたい」と笑顔を見せた。
 注目のアラフォー&ママさん対決を制したつのだだが、残された現役の時間は長くはない。今後については「休んでからゆっくり考えたい」と語った日本最年長王者。その進む道は…。

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