ドネアVSアルセ 12/15?

　トップランク社のボブ・アラム・プロモーターは、WBO世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア(比/米)対5階級制覇王者ホルヘ・アルセ(メキシコ)の試合を実現すべく、目下奔走中だ。

　本来ならばドネアとアルセは10月に対戦するはずだったが、条件面で折り合いがつかず流れている。一説にはアルセが100万ドル(約8000万円)の報酬を要求したために破談になったとも伝えられる。
　しかし、ドネアが西岡利晃(帝拳)に9回TKO勝ちを収めたことで、再びこのカードが計画に上がっている。アラム氏は「12月15日、メキシコ開催」の方向で両陣営と交渉を続けており、早ければ今週中にも答えが出ると話している。
　ドネアは西岡戦で左拳に裂傷を負っており、試合後に8針縫っている。この傷の回復や試合地の問題などクリアすべきことは少なくないため、まだどう転ぶか分からない状況といえる。