[試合後談話]2026.7.12
両者一歩も譲らず! 佐々木る玖と住田琉斗が日本ユース王座を懸けて火花

日本ユース・スーパーウェルター級王者の佐々木る玖(23=KWORLD3)が12日、大阪176BOXで開催された「BENKEI FIGHT vol.11」のメインイベントで、挑戦者で日本同級7位の住田琉斗(22=千里馬神戸)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
開始ゴングから終了の瞬間まで一進一退の攻防が続いた、日本ユースタイトルマッチ。最後まで勝敗の行方が分からない白熱の戦いが繰り広げられた。
初回、住田がシャープなジャブで組み立てて見栄えの良いボクシングを展開。しかし、偶然のバッティング左目上をカット。さらに頭がぶつかると、レフェリーは佐々木に対し、ヘッドバッティングの反則で減点1を課した。失点した佐々木だが、2〜3回、圧力をかけて右フックを強振。4回、住田は右オーバーハンドを決めると、返しのパンチに反応。前半終了時の公開採点は、38-37×3で住田がリード。5回、圧力を強めた佐々木は右フック、リターンの右ストレートで顔を弾くと、積極的な攻撃でポイントを連取。要所で左ボディを決めた住田だが、相手の前進を止めるまでには至らず。終盤、両応援団の大声援の中、渾身の打撃戦を繰り広げた。
激戦を制した佐々木は「初回に反則を取られて接近戦がしにくくなったので、距離を置いたのが上手くハマった。公開採点でも負けていたが、1ポイントリード程度の差なら後半、相手が疲れてくるだろうと思っていたので想定内。負けたら後がないので、勝つことができてホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。
住田とはスパーリングで何度も拳を交えており、「今日は経験の差で勝つことができた。琉斗とはこれからも切磋琢磨していきたいので、負けたから辞めるなんて言わないでほしい」と、ライバルへメッセージを送った。
23歳の日本ユース王者は「日本やアジア王座を狙っていきたい」と拳を握りしめた。
一方、あとわずかでベルトに手が届かなかった住田は「ジャブをガードの上から打っていこうとしたが、やりたいことができなかった。自分が弱かった」と、悔しさを滲ませながら声を絞り出した。
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