年間表彰式、喜びの声!!

　2011年度年間優秀選手表彰式は、WBC世界スーパーバンタム級王者"スピードキング"西岡利章(帝拳)が2年連続最優秀選手賞を獲得し、年間最高試合賞にも輝き、ダブル受賞となった。
　表彰式終了後、最優秀選手賞・技能賞・殊勲賞・敢闘賞の4選手が受賞の喜びと、今後の抱負を語った。

■最優秀選手賞(MVP)
WBC世界Sバンタム級王者
"スピードキング"
西岡 利晃(帝拳)
「ラスベガスの試合を評価してもらい感謝している。最優秀選手賞は嬉しいの一言。今年はまだ試合が決まっていませんが、僕としてはノニト・ドネアか、WBA世界スーパーバンタム級王者(ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米))との戦いしか見ていません。2012年は"軽量級最強"を証明します!!」

■技能賞&KO賞
WBA世界Sフェザー級王者
"KO Dynamite"
内山 高志(ワタナベ)
「ダブル受賞は本当に嬉しい。昨年は1試合だけかもしれないという不安もあったが、結果として2試合戦い、そして評価をして頂いた。2012年はもっと面白い試合をします!!」

■殊勲賞
WBC世界ミニマム級王者
"Golden Boy"
井岡 一翔(井岡)
「統一戦は決まっていませんが、ミニマム級で一番を証明したい。昨年は世界チャンピオンになりましたが、ここからが始まりだと思っています。1つ1つ確実に勝ち、2012年は"勇気"を与える試合をしたい」

■敢闘賞
WBA世界ミニマム級王者
"音速の拳"
八重樫 東(大橋)
「受賞は凄く嬉しい!!タイトルマッチは殴り合いをしただけだった。初防衛戦はもっとレベルを上げて頑張ります。できるならば、2012年は"大きな"試合を実現させたい!!」

　2012年は"統一戦"が重要なキーワードとなるでろう。ボクシング人気の更なる向上につながる日本人世界王者同士が激突する"統一戦"は本当に実現するのか、注目が集まる!!