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WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスjr(メキシコ)は19日(日本時間20日)、米国ヒューストンでピーター・マンフレドJr(米)を迎えて初防衛戦を行った。
フリオ・セサール・チャベスjr
○フリオ・セサール・チャベスjr(メキシコ)
5回1分52秒TKO
●ピーター・マンフレドJr(米)
5回1分52秒TKO
●ピーター・マンフレドJr(米)
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WBCの“ダイヤモンド王者”セルヒオ・マルチネス(亜)がリングサイドで目を光らせていたからではなかろうが、この日のチャベスjrのパフォーマンスは存在感を示すには十分のものだった。
引退を示唆したピーター・マンフレドJr(左)
チャベスJrが着実にポイントを重ねる展開で迎えた5回、挑戦者の前進に合わせた右がカウンターでヒット。これを機にチャベスjrはマンフレドJrをロープに詰めて一気に連打。ほどなくして深刻なダメージが感じられる挑戦者をローレンス・コール主審が救った。
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6月にセバスチャン・ズビック(独)から奪った王座の初防衛に成功した25歳のチャベスjrは、これで46戦44勝(31KO)1分1無効試合。07年4月のジョー・カルザゲ(英)戦に続く世界挑戦に失敗したマンフレドJrは44戦37勝(20KO)7敗。試合後に「もうリングには上がらない」と引退を示唆した。
パッキャオのトレーナーでもあるローチ氏も満足(左から2人目)