井上尚弥が集中合宿を終了!

　前人未到の2階級世界4団体制覇を目指して、スーパーバンタム級に転向した井上尚弥(30=大橋)が2日、先月29日から行なっていた集中合宿を無事終えたことが、大橋ジムより報告があった。

　7月25日(火)に有明アリーナで、WBC(世界ボクシング機構)・WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(28=米)に挑戦するモンスターは、ハードトレーニングで強さに磨きをかけた。

　最終日(2日)は、反射神経と俊敏性を高めるウォーミングアップ、シャドーボクシング、対人でのシャドーボクシング、全力集中サンドバッグ打ちを7セット、ボディプロテクター打ちを5セットと、ハードメニューで徹底的に体をいじめ抜いた。

来週からスパーリングを再開

　集中合宿を終えた井上は「1週間、普段の走り込みとは違う、良い集中期間になった。多分、試合前としては過去いち練習している感じ。合宿メニューは、ボクシングの理にかなった練習だったと思う。来週からスパーリングを再開します」とコメントを寄せて、充実ぶりをアピールした。

　毎試合、徹底的に追い込むモンスターが、過去一番練習しているというほどキツいメニューでパワーアップを図っている。世紀の一戦まで残り2ヶ月を切った。スーパーバンタム級のリングに上がる井上が楽しみだ!