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[前日計量]2023.3.13

23歳同士がユース王座をかけて激突!

 日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦の前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われ、中垣龍汰朗(23=大橋)と山口仁也(23=三迫)が、計量会場に姿を現した。

 試合は、明日(14日)、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.98」のセミファイナルで行われる。
「冷静に戦う」中垣龍汰朗
 2度目のユース王座挑戦の中垣は、スーパーフライ級リミットちょうどの52.1sでクリアした。山口とはU-15全国ジュニアボクシング大会九州予選と国体予選で対戦し、いずれも中垣が勝利している。相手の印象を聞かれた中垣は「まとまっていて、気持ちが強い選手」と言うと、「(自分は)熱くなると力んでしまうので、どんな場面でも冷静に対応していきたい」と意気込んだ。

結果で応える

 現時点で、ボクモバ勝敗予想は山口が有利と出ているが、「それほど山口選手が強いということ」と意に介さず。「自分を信じて、持っているものすべてを出す。チャンスをもらえたので、結果で応えたい」と静かに闘志を燃やした。
「アマ時代の借りを返す」山口仁也
 拳を交える山口は、100gアンダーの52.0sで秤を降りた。A級初戦で3戦目でのユース王座挑戦に「順調にキャリアを重ねている。ここもしっかりと勝ちたい」と自信を示した。「中垣選手と戦えることがうれしい。明日は楽しんで戦う。プロでは違うところを見せたい」と、アマチュア時代の借りを返すつもりだ。

 「2月のダイヤモンドグローブで、先輩(中川健太、渡来美響)が勝ったので、自分もつなぎたい」。4月にタイトルマッチやビッグマッチが続く三迫ジムに良い流れを作る。

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