3150FIGHT SURVIVALでトリプルタイトル戦!

　亀田プロモーションは20日、「3150FIGHT SURVIVAL vol.4」の日程と対戦カードを発表した。

　試合は、4月1日(土)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場、14:00開始予定)で行われ、全試合ABEMAで無料生中継される。

　この日は、トリプルタイトルマッチのほか、好カードが出揃った。

　メインイベントでは、WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ、王者の西田凌佑(26=六島)対WBO-APスーパーバンタム級13位のソンセン・ポーヤム(23=タイ)の一戦が行われる。

　「3150FIGHT SURVIVAL」初登場の西田は、2021年4月に比嘉大吾(27=志成)に判定勝ちし、タイトル奪取に成功。その後は、卓越したテクニックと豊富なスタミナを武器に、防衛を重ねている。3団体(WBC、IBF、WBO)で世界ランク入りしており、世界に向けてアピールしていきたい。

　挑戦者のソンセンは、昨年11月に比嘉に判定負けを喫したが粘り強さを見せた。

　日本スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者の坂晃典(31=仲里)対同級1位の原優奈(28=真正)の注目の一戦も決まった。

　坂は、昨年9月に奈良井翼(23=RK蒲田)に逆転KO勝ちで、2度目の防衛に成功。強打と勝負所を逃さない嗅覚が魅力だ。

　タイトル初挑戦の原は、多彩な左と試合運びに長けたテクニシャン。6連勝の勢いをチャンピオンにぶつける。

　日本スーパーウェルター級暫定王座決定戦、同級1位の中島玲(24=石田)対同級2位の加藤寿(37=熊谷コサカ)の試合も組まれた。

　ハンドスピードとテクニックが魅力の中島は、これが2度目のタイトル挑戦。「今度こそは」の思いが強い。

　37歳のベテラン加藤は、上下の打ち分けとリズム感のある攻撃が得意なサウスポー。キャリア17年目で掴んだチャンスに闘志を燃やす。