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[引退]2023.1.19

松永宏信が引退を表明

 横浜光ジムは18日、SNS上で元日本・WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級王者の松永宏信(35=横浜光)の引退を発表した。

 2012年7月にデビューした松永は、高い攻撃力を武器に2019年5月に日本王座に輝くと、3度の防衛に成功。日本タイトルを返上し、世界進出を目指し海外進出した。昨年5月、メキシコで判定負けを喫したのがラストファイトとなった。
昨年12月に試合を予定していたが…
 昨年12月に韓国で試合を予定していたが、右目網膜剥離を患い、「手術したので今は問題ないが、パンチをもらったら、もう一度(網膜剥離に)なるかもしれない。これまで2度、怪我で試合をキャンセルしている。次、中止にしてしまったら(辞めよう)と思っていた」と、グローブを吊るした理由を明かした。
「悔しさはあるがスッキリしている」
 「ボクシングをやり切って辞めたわけではない。志半ばで終わってしまった。12月3日の興行に出場予定だったが、伊藤君(伊藤雅雪氏)が手掛ける初興行に穴を空けてしまい、本当に申し訳ない」と今の心情を明かしたが、「怪我の影響がなければ、またやりたくなるかもしれないが、諦めなければいけない状況になって、逆にスッキリしている」。

 「現役生活10年。目の怪我と付き合いながら続けてきて、22戦しかできなかった。チャンピオンを目指してやってきて、日本王者になれたことがうれしい。しかし、贅沢かもしれないが、上を目指して海外に出た中で、メキシコで負けてしまった。あの時の失敗を反省して、もう一度チャレンジできたら良かったが…。悔しさはある」。
2018年10月の斉藤幸伸丸戦
 キャリア22戦を振り返って、一番思い出深い試合を聞かれた松永は「あれだけのキャリアがある選手に勝てたことは、ボクシング人生でターニングポイントとなった」と、2018年10月に行われた斉藤幸伸丸(アベ→川崎新田→引退)との、日本スーパーウェルター級挑戦者決定戦を挙げた。

 「当時、スーパーウェルター級の下位ランカーだったが、斉藤さんの対戦相手が決まらずに僕のところまで話が来た。プロになる前、輪島功一スポーツでボクシングを始めたが、その時に斉藤さんはすでに日本ランカーでタイトルマッチをしていた方。憧れていた方と戦えたのは、自分の中で大きかった」。
石井一太郎会長と歩んできた
 「石井一太郎会長を始め、皆に感謝している。自分は怪我が多く、見切られても仕方がない中、チャンスをいただいた。コロナ禍でも年に3試合させてもらえたり、すべてにおいて感謝しかない」と所属ジムへ感謝の気持ちを言葉にした。

 今後については「今は特に考えていない。少しゆっくりしながら考えたい。ボクシングかどうかはわからないが、スポーツに関わっていけたら」と語った。

 現在は、フィットネス会員として、週2〜3回ペースで横浜光ジムで体を動かしている。
生涯戦績:22戦20勝(13KO)2敗
 松永は、真っすぐな性格で、こちらの質問にも常に全力で返してくれる選手だった。日本チャンピオン時代は、毎回強さを見せつけるような無双状態だったが、それでも謙虚だったのが印象的だった。「いつもボクモバを見ています」と言ってくれたのもうれしかった。

 次のステージでも必ず成功することを願っている。松永選手、おつかれさまでした。

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