国本陸が韓国武者修行

　日本ミドル級王者の国本陸(25=六島)が、11日から19日まで、韓国ソウルでスパーリング合宿を敢行。韓国ミドル級王者マ・ウヒョン(韓国)らと実戦練習で腕を磨き、次戦に向けてコンディションを高めた。

　国本は、12月18日(日)、大阪市立住吉区民センターで開催される「株式会社アクトpresents You will be the Champion15」のメインイベントで、同級1位のワチュク・ナァツ(25=マーベラス)を迎えて、初防衛戦に臨む。帰国した国本に電話取材で感想を聞いた。

　スパーリングは、2日連続の日もあれば、1日空けてしたという。「とにかくフィジカルが強い。こちらが思っていた以上に、『日本チャンピオンはすごい』とリスペクトされるので、それに恥じないように頑張った」。

　「毎日プロモーターさんにご飯に誘ってもらったり、休みの日には観光地に連れて行ってもらったりと、親切にしてもらった」と、初めて訪れた韓国で充実した時間を過ごしたようだ。

　試合まで残り2ヶ月となるが「今回は相手(ナァツ選手)を意識してではなく、久しぶりのスパーリングだったので、怪我をしないように気をつけた。スパーリング慣れすることが目的」と言うと、「これから相手の映像を見て、さらに仕上げていく」と意気込んだ。