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[前日計量]2022.9.12

フェニックスバトル! ホープが続々と登場!

 大橋ボクシングジム主催の「フェニックスバトル92」(13日、後楽園ホール)の前日計量が12日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。

 メインイベントでは、日本・WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の平岡アンディ(26=大橋)の防衛戦が行われるが、アンダーカードでは、チャンピオン候補が登場する。

 53.0s契約8回戦では、中垣龍汰朗(22=大橋)と吉田京太郎(25=ワタナベ)が計量に臨んだ。
「引き分けはいらない」
 契約リミットちょうどの53.0sでパスした中垣は、日本ユース王座決定戦、今年7月の試合と、引き分けが続き、悔しい思いをしている。「技術、気持ちで相手に付き合ってしまっていた」と苦戦の原因を分析。

 「明日は焦らずに、丁寧に自分のボクシングを押しつける。引き分けはいらない。明日は勝ち切る」と覚悟を示した。
「チャンスがあれば倒しにいく」
 計量を終えた吉田は「接近戦の練習をしてきたので、(その成果は)出せると思います」と対策も万全な様子で「調子はいいので、判定まで頭に入れて、チャンスがあれば、いきます」と意気込みを語った。
左:重里侃太朗(仲里)
右:スマボン(比国)
 日本スーパーフライ級15位の重里侃太朗(26=仲里)は、WBOアジアパシフィック同級11位のダンリック・スマボン(23=比)とスーパーフライ級8回戦で対戦する。

 重里は、スーパーフライ級リミットを200g下回る51.9s、スマボンは、400gアンダーの51.7sでパスした。
「相手にとって不足なし」
 今年1月に、元日本王者の黒田雅之(川崎新田→引退)を撃破し、名前を売った重里が、再び後楽園ホールのリングに上がる。取材に応じた重里は「相手にとって不足なし。練習してきたことを出すだけ。倒すチャンスがあれば、KOを狙う。判定でも圧倒する」と必勝を誓った。
初来日のスマボン

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