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WBO世界スーパーバンタム級12位・IBF14位の赤穂亮(36=横浜光)が3日、後楽園ホールで開催されたダイナミックグローブのメインイベントで、元IBO世界スーパーフライ級王者のエドリン・ダプドン(36=比)と、ノンタイトル55.8kg契約10回戦で対戦した。
エドリンは呆然。
左フック一発で試合を決めた赤穂は、試合後、「いい選手だったと思う。(実力は自分と)同等ぐらいと思って試合に入った緊張感が良かった。あの距離でやれば、(相手は)何も出来ないと思っていた。気持ち良くなって、何回か(大)振りました。」と、試合を振り返った赤穂は「当たった瞬間、効いたと思った。流れが来たんで、迷わず行きました」とフィニッシュの瞬間を回想した。
次はビッグマッチ!
今回の試合は、これまでで一番体重の戻しが少なかったという赤穂は「3.8kgしか戻さなかったが、当日のコンディションとメンタルが良かった」と、今回の調整に手応えを感じていた。
年内にネリかカシメロ戦!
次戦に話が及ぶと、会見に同席した石井一太郎会長の口から「ネリかカシメロ」とビッグニュースが飛び出した。契約も最終段階に入っているとのことで、ルイス・ネリ(27=メキシコ)かジョンリエル・カシメロ(32=比)のサイン待ちとのこと。試合会場は、未定だが、年内の実施を予定している。
赤穂はカシメロを希望!
世界戦クラスのビッグマッチに向けて、石井会長は、あえて課題を出すとすれば、「打ち終わりに体が流れないようにすることと、しっかり立つこと」と述べた。その上で、「今日みたいに、赤穂の悪いイメージが出ないように戦ってもらいたい」と期待を込めた。
次はネリがカシメロ!
さあ、いよいよビッグマッチ。「いい加減、答えが欲しい。次は、そういう試合だと思う。勝てないようだと、スッパリ辞めて、勝てば、世界タイトルを本気で狙う」と赤鬼が吠えた。
赤穂の対戦相手は、どっちがいい?