奥田朋子の豪州遠征が決定!

　堺春木ボクシングジムは9日、前WBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王者の奥田朋子(39=堺春木)の次戦を発表した。

　奥田は、8月20日(土)にオーストラリア・メルボルンで、元WBC(世界ボクシング評議会)女子バンタム級王者のスージー・ラダマン(43=豪)と、53.0kg契約8回戦で対戦する。

　奥田と春木博志会長からコメントが届いた。

■この試合が決まっての心境は?
奥田 現在のジムに移籍してから、「次戦は海外で」という目標で練習を重ねてきました。オーストラリアのレジェンド的存在の選手との試合で「ありがとうございます」という気持ちでした。

■相手の印象は?
奥田 試合動画を観て、出入りが上手く、ボディ打ちも結構出す選手という印象です。

■練習で重点的に取り組んできたのは?
奥田 実戦練習の中での、相手との距離感です。

■海外で試合をするうえで気を付けたいことは?
奥田 初めての海外での試合なので、何とも言えませんが、どこで試合をするにしても、思い切り奥田朋子を表現したいと思います。

■何か持っていく物はありますか?
奥田 半年以上、できる限りの範囲でグルテンフリーを取り入れています。計量後のリカバリーのために、電子レンジですぐに食べられるご飯(さとうのごはん)と梅干をたくさん持っていく予定です。あとは、十割蕎麦も! リラックスのために、アロマオイルマッサージセットを持参します。

■春木博志会長のコメント
春木会長 奥田は一度、世界王者になり、次は世界のリングに立ちたいという希望があった。相手は、オーストラリアのレジェンドといえる選手で、世界戦に匹敵する試合になった。タイトルマッチに行くための試合です。