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[公開練習]2022.7.5

比嘉大吾と森武蔵が復活を期す!

 元WBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(26=志成)と元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵(22=志成)が5日、オンラインで報道陣に練習を公開した。

 2人は、7月13日(水)に大田区総合体育館で再起戦に臨む。
「今回も倒しに行く」
 比嘉は、バンタム級8回戦で元WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者のフローイラン・サルダール(33=比)と対戦する。昨年4月以来のリングに上がる比嘉は「リーチが長くて右を振ってくる」と拳を交えるサルダールの印象を語ると、「ここまで体重も順調にきている。KOを期待されているので、必ず倒して勝ちます」と、今回も代名詞であるノックアウトを狙う。
1年2ヶ月ぶりの再起戦の森武蔵(志成)
 森は、スーパーフェザー級8回戦でWBO-APフェザー級14位のプレスコ・カルコシア(比)と対戦する。「怪我もなく、順調に調整ができている。全体的なスキルアップをしてきたので、全ての力をリング上で出したい」と意気込んだ。
「圧倒する」
 続けて「相手は、しっかりとしたボクシングができて、戦績通り(10勝中9KO)パンチがある」とカルコシアの攻撃力を警戒。その上で「結果的に倒せたらいいし、ポイントでも誰が見ても勝っていると思わせる内容を見せたい」と静かに闘志を燃やした。昨年5月に清水聡(大橋)との王座統一戦以来の復帰戦に臨む森は、この試合で存在感を示すつもりだ。
7月13日(水)大田区総合体育館でゴング!
 会見後は、森は佐々木修平トレーナーとのミット打ちを披露。キレ味鋭い左ストレートを叩き込み、画面越しにもパンチの迫力が伝わった。

 比嘉は、野木丈司トレーナーが持つスティックに軽くパンチを合わせると、飛んでくるスティックをひょいひょいとかわし、リズム感のある動きを見せた。8日後に控えた決戦を前に、2人とも順調な調整をアピールした。

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