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[試合後談話]2022.6.29

日本ユース王者が誕生!

 日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦が29日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.89」のセミファイナルで行われ、湊義生(23=JM加古川拳)と神崎靖浩(21=倉敷守安)が熱戦を繰り広げた。

 2度目のユース王座挑戦の湊が倒したのか? それとも、神崎が完封したのか? 第4代王者王者に輝いたのはーー。試合後の勝者のコメントを届ける。
神埼靖浩(倉敷守安)が新王者!
 グイグイと距離を潰してくる湊に対し、神崎はジャブから右ストレートを好打。力強いパンチをブロックすると、ジャブを軸にポイントを重ねた。最終8回は、両者とも意地を見せて打ち合った。有効打で上回った神埼が第4代日本ユース・スーパーフライ級王者に輝いた。
「最後までペースを渡さなかった」
 タイトル初挑戦で戴冠した神崎は「相手はパンチがあるので、警戒しながらジャブを当てた。手数は向こうで、ヒット数は自分で勝っていると思った。最終的に、勝っているかどうかはわからなかった。初めて形が残るものを手に入れることができて、本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
「ユーリ阿久井政悟さんに追いつきたい」
 同門で先輩の日本フライ級王者ユーリ阿久井政悟(26)からも試合後に「やったな! また祝勝会をしよう!」とメッセージが送られてきたという。

 「一戦一戦、勝っていき、少しでも阿久井さんに追いつきたい」。岡山から乗り込んできた若きテクニシャンは、これからも存在感を示していくつもりだ。
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