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[引退]2022.6.15

元日本王者の永野祐樹が引退

 前日本ウェルター級王者の永野祐樹(32=帝拳)が14日、自身のSNS上で引退を発表した。2012年2月にデビューした永野は、決定力の高い左ストレートを武器に、2015年度全日本新人王に輝くと、2019年4月には日本王座を獲得。

 2度目の防衛戦で小原佳太(35=三迫)に敗れた後は、ベルト奪還を目指してリングに上がった。今月13日(月)に同級2位の小畑武尊(24=ダッシュ東保)との日本ウェルター級暫定王座決定戦がラストファイトとなった。
「悔いはない」
 SNSで永野は「1度でもチャンピオンになることができたので悔いはないです。最後の試合では負けたけど、今は清々しい気持ちです。皆さまありがとうございました」とコメントを残した。
器用なタイプではなかったが、試合に懸ける思いを拳に乗せて、打たれても前に出るファイトでファンを魅了した。
別府優樹(久留米櫛間)戦
 永野が最初にチャンスを掴んだのが、2018年10月に福岡・地場産くるめで行われた、当時ランキング1位の別府優樹(久留米櫛間)との日本王座挑戦者決定戦だ。相手の地元に乗り込んだ一戦では、得意の左ストレートでダウンを奪うと、その後も強打を誇る別府と真っ向から打ち合い判定勝ちした。初めての地方遠征だったが、メンタルの強さを証明した試合だった。
大激戦の末、ベルト奪取に成功
 指名挑戦者として、2019年4月にエディオンアリーナ大阪で王者の矢田良太(グリーンツダ→引退)に挑戦した試合も思い出深い。永野は、ダウン応酬の大激戦の末、7回TKO勝ちでタイトル奪取に成功した。リング下の記者席で見ていたが、目まぐるしく変わる展開とド迫力の打ち合いに、筆者の手は震えが止まらなかった。永野のベストバウトと言える試合だったのではないか。
常に全力ファイトだった
 永野のことは全部で6回インタビューしたが、いつもジムがオープンする13時から始まった。仕事を終えて夜からジムワークをする選手が多い中、「なぜ昼間から練習をするのか?」という質問に、「毎日の練習を全力でやり切って、夕方からの仕事は、余力で乗り切るのです」と答えたのが印象的だった。口数は多くないが、言葉の一つひとつに重みが感じられ、ボクシングに人生を懸けているのがヒシヒシと伝わった。
生涯戦績:23戦19勝(15KO)4敗
 新人王時代から、ほとんどの試合を現地で見続けてきたが、常に全力ファイトで見ていて気持ちの良い試合をしていた。

 真面目でコツコツと努力を続けるので、次のステージでも成功するに違いない。永野選手、本当におつかれさまでした。

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