WBOミドル級暫定王座決定戦前日計量

　米国・ネバダ州ラスベガスのリゾート・ワールド・ラスベガスで21日(日本時間22日)、WBO(世界ボクシング機構)ミドル級暫定王座決定戦が決行される。WBA同級7位のジャニベック・アリムカヌウェ(29=カザフスタン)と、ダニー・ディグナム(30=英)が20日、前日計量を終えた。

　アリムカヌウェがミドル級リミット72.5kgで秤を降りると、ディグナムも400g少ない72.1kgでクリアした。

　正規王者デミトリアス・アンドレイド(34=米)がスーパーミドル級での世界挑戦が決まったことにより設けられた、WBO世界ミドル級暫定王座決定戦。しかし、アンドレイドが怪我により試合は延期になったことで、暫定戦から正規戦に昇格する可能性も出てきた。

　アリムカヌウェはプロ3戦目からトップランク社と契約を結び、米国リングでキャリアを積んできた。一方のディグラムはデビュー戦から英国リング一筋、今回が初の米国登場となる。ともに暫定ながら世界初挑戦、新鋭同士の無敗サウスポー対決に、世界の注目が集まる。