井上ファミリーが信州で走り込み!

　大橋ジムの井上ファミリーが27日、信州での走り込み合宿を打ち上げた。「かなり厳しい内容ですが、6月7日に向けて全力投球しています」と、コメントを寄せた大橋秀行会長によると、八重樫東トレーナーも同行して、走り込みや八重樫パーソナルトレーニングを行なっている。

　今回合宿に参加したのは、井上尚弥(29)・拓真(26)兄弟と、現役復帰の意思を伝えた井上兄弟の従兄弟の浩樹(29)。

　世界中のボクシングファンが楽しみにしている6月7日(火)のバンタム級世界3団体王座統一戦で、WBAスーパー・IBF統一王者”モンスター”井上尚弥とWBC王者”フィリピーノフラッシュ”ノニト・ドネア(39=比/米)が再び拳を交える。

　コロナ禍以降、メディアの露出が極端に減ったモンスターだが、「ドネア戦に向けた3日間の最終走り込み合宿が終了しました。短距離、中距離、アジリティをメインに強化しました。来週からはジムに戻りスパーリング、ジムワークで最終調整に入ります。ドラマ・イン・サイタマ2を楽しみにしていて下さい」と、近況報告とファンへのメッセージを発信した。

　尚弥の次戦と同日同会場※さいたまスーパーアリーナで、スーパーバンタム級のWBO-APチャンピオンの拓真は、日本チャンピオンの古橋岳也(34=川崎新田)と王座統一戦を迎える。

　この日、大橋ジムより、さいたまスーパーアリーナで開催される「井上尚弥vsノニト・ドネア」をメインイベントとする6月7日(火)のチケットに関して、22万円のSRS席は販売終了したことが伝えられた。